成約案件の9割以上は掲載から24時間以内に申込みがあることが調査で分かっています。
掲載から1日経っても申し込みがない・申し込みが伸びないといった場合は、価格がマッチしていないか、案件の需要が低い可能性が高いです。
目次
価格の見直しを行う(相場・実績に見合った価格設定)
案件の成約には、価格が適正であることが最も重要です。
案件の実績(収益・アクセスなど)と価格が見合っていなかったり、他の類似案件の価格と乖離している(特に成果が出ていない案件)と、買主の敬遠要因となってしまいます。また、基本的な売却相場(1ヶ月の利益×12~24か月分)に沿っていても、類似案件に価格や条件面で見劣りしてしまっている可能性もあります。
以下の方法で、適正な価格の目安を確認しましょう。
- 成約済み案件の中から、類似案件の売却希望価格を参考にする(おすすめ)
- サイト自動査定ツールを利用する
- 基本的なサイト(ブログなどのWEBメディア)の売却相場は1ヶ月の利益×12~24か月分
- 月間利益1万円~のWEBメディアの平均成約価格は、月間利益の約17.8ヵ月分
- 月間利益が1万円未満の場合は、類似案件の成約価格を参考にするのがおすすめ(30万円未満での成約が多いです)
- ECサイトやSNSアカウント、YouTubeチャンネルなども類似案件の成約価格を参考に
値下げを行うことで再度ラッコM&A全体で周知(重要)
20%または100万円以上の値下げ(1万円単位切上)により、値下げ情報として配信され、新着案件同様に閲覧数が大きく増加します。
収益の無いサイトでも金額が合えば成約します。
過去の成約事例や、現在売りに出されている類似案件と比較して希望売却価格を再検討しましょう。
- リアルタイム値下げ情報の配信(メール/X(旧Twitter)/Chatwork)
- 日次:値下げ情報の配信(メール)
- 値下げラベルの追加(案件一覧/案件詳細ページ)
- 案件表示順位の上昇(トップページ/案件一覧)
参考:値下げ効果まとめ
案件情報を磨いてアピール力/信頼性を強化
値下げと併せて以下のような案件情報の見直しをしていただくと、配信時により効果的なアピールが期待できます。成約済み案件の掲載情報を参考にするのも良いでしょう。
案件情報を最新のものに更新する
案件情報(売上・アクセス数等)を最新の状態に保つことで、買い手の信頼感を高められます。
GoogleAnalytics連携でアクセスデータを更新(成約率38%⇒54%)
GA連携とエビデンスが両方ある案件は、両方ない案件にくらべて成約率が16%高いことが分かっています。
連携によってアクセスデータが自動反映されます。エビデンスとしての信頼性が非常に高くなり、各種グラフ表示により買主にとって見やすく安心感に繋がります。
エビデンス資料の添付(GA連携と合わせるとより効果的)
前項の通り、売上などのエビデンス有無も成約率に大きく影響します。GA連携と併せて対応することで案件の信頼性・透明性が上がり、購買意欲に繋がります。
参考:サイト売買の成約率が38%⇒54%に。売却サイト情報にはアクセス数・売上のエビデンスが重要【ラッコM&A】
逆にGA連携・エビデンス両方がない案件は、「どちらのデータも出せないサイト」であるとして、信頼性・透明性が低いと見られてしまう側面もあると考えられます。
GoogleSearchConsole連携(GA連携と合わせるとより効果的)
GoogleSearchConsoleを利用している場合は、ラッコM&Aと連携させて案件情報の信頼性を上げることができます。
キーワード情報などのセンシティブな情報は取得/公開されません。 交渉相手に全てのデータが見える閲覧権限を付与することなく、一定のサーチコンソールデータを見てもらうことができます。
参考:GoogleSearchConsole連携時に表示される情報はどんなものですか?
案件名の改善(成約率36%⇒51%)※値下げと同時がおすすめ!
買い手が最初に目にする非常に大事な情報です。アピールポイントを盛り込みつつ、簡潔で分かりやすい案件名にしましょう。
- 案件名に数字を含む案件は含まないものよりも成約率が高いことが分かっていますが、数字が魅力的でない場合もあるため一概に入れればよいという訳でもありません。強みになる数字がある場合には、案件名に盛り込むと効果的でしょう。
- 案件名が30文字を超えると成約率がぐっと高くなります。読みやすさを考慮すると、長くとも70文字までが目安でしょう。
- 案件名の冒頭にアピールポイントをつけると、伝わりやすく効果的です。
- 【右肩上がり成長中】
- 【「ラッコ+〇〇」で検索上位】
- 【記事数500以上】
- 【SNS総フォロワー1万以上】
- 【メディア掲載実績あり】
案件名にメッセージを含める(交渉受付の期日・最終値下げなど)
以下のように、案件名に交渉受付の期日・最終値下げなどのメッセージを含めることも有効です。
- 【受付9/10まで】海の幸に特化したグルメ情報メディア(記事数200以上)
- 【最終値下げ】最高月収20万円!健康グッズのレビューブログ
- 【金額交渉可能】ガーデニング特化Instagramアカウント・運営サポート有
- 【9月収益更新】シルバーアクセサリーのECサイト
毎回同じ案件名で値下げ通知が来るよりも、異なる案件名で届いたほうが目に付く確率が上がります。
値下げをしても反応が悪い(案件名を変えていない)場合は、以下の可能性も考えられます。
- 一度見たことがある案件だと思われてしまっている
- そもそも案件名が響いていないため、スルーされてしまっている
値下げを行う際は案件名もアピールポイントや表現/構成を見直して、案件を見てもらえる確率を上げましょう!
アピールポイントの改善
案件情報の見直しをきっかけに、新たなアピールポイントが見つかるかもしれません。
他の方の掲載案件も参考に、アピールポイントを探してみてください。
- 900記事以上投稿の大ボリューム
- ライバルが少ないジャンル
- SEOに依存しない集客
- 完全ホワイトSEO
- 12月アップデート影響なし
- 最高月間78万PV
- 特別単価継承可能
案件情報全体の充実化(成約率39%⇒62%)
特に案件概要の充実が重要ですが、全ての情報はできるだけ細かく正確に記載する(各項目の「補足情報」欄を活用する等)ことにより、信頼感と購入イメージが向上します。成果が出ていない(収益/アクセスが少ない)場合は、価格設定の根拠となる情報を充実させることも重要です。
概要文は900文字~2000文字の範囲だと成約率が最大約22%向上します。
- サイト概要(ジャンル、記事数・文字数など)
- 運営状況(更新頻度・最後の更新日など)、直近の収益/アクセス状況(上昇/下落基調、横ばい、状況の背景など)
- 具体的な運営作業の内容(運営にかかる時間や作業内容、外注ライターなどの有無)
- 成長余地、収益改善ポイント
- 引継ぎ後の運営サポートやマニュアルの有無
交渉相手からの質問内容も参考にしてみましょう。買主さんが不安に思うことを払拭できる情報を書くことができれば、交渉申込みに繋がります!
WEBサイトリアルタイム譲渡機能を有効化
サイトをラッコサーバー・ラッコドメインに移転した上で、WEBサイトリアルタイム譲渡機能を有効にすると、買主とのサイト移行作業が不要・即時でサイトの譲渡が行えます。
約75%の買主はサイト移行に障壁を感じており、リアルタイム譲渡対応であることが購入決定要因になると回答されています。
メール一括送信で買主にアピール
現在交渉中・または案件に「気になる」した買主に向けて一括メッセージを送ることができます。
案件情報の改善を行った場合はこの機能を使ってアピールすることで、案件に興味がある買主に申込みを促す効果が期待できます。
ラッコM&Aのサイト移行代行を利用する
売主様がラッコM&Aのサイト移行代行サービスをご利用いただくと、移行先がラッコドメイン+ラッコサーバーの場合に買主様は無料で移行代行サービスを受けられます。さらにこの場合、売主様の代行料金も半額でお受けいたします。
移行対応方法を「ラッコM&Aにサイト移行代行依頼予定」と登録している案件は、案件ページに「サイト移行代行無料」ラベルが表示・タグによる絞り込み検索が可能になるため、買主様へのアピール力が向上します。
広告配信機能(オプション)を使う
案件一覧ページの広告枠に案件を掲載することで、買主の目に触れる機会を増やすことができます(有料オプション)!
案件情報の見直し(特に案件名)を行われてからのご利用がおすすめです。