WEBサイトリアルタイム譲渡とは、ラッコドメイン+ラッコサーバーで構成されたWEBサイトのサーバー・ドメイン契約を、売主から買主へ即時譲渡できるラッコM&A独自の機能です。
譲渡契約締結完了後、買主の売買代金支払い(エスクロー入金)をラッコM&Aが検知すると、自動で譲渡対象サイトのサーバー・ドメイン契約名義が売主から買主のものへと変更されます。
サイト譲渡に必要なドメイン移管・サーバー移転作業が不要なため、簡単・安全・スピーディーに取引を進めることができます!
約75%の買主さんはサイト移行に障壁を感じており、リアルタイム譲渡対応であることが購入決定要因になると回答されています。
売主さんはぜひ対応をご検討ください。
ラッコサーバーのかんたんWordPress移行を使うと、クリック一つでWordPressを他社サーバーからラッコサーバーへ移行できます(サイトURL・WordPressログイン情報を入力して待つだけ!)。
サイト以外の譲渡物(サイトに紐づくSNSアカウント等)・サードパーティサービスの管理権限(GoogleAnalytics等)は、別途当事者間での移行が必要です。
通常のサイト譲渡との比較
WEBサイトリアルタイム譲渡 | 当事者間での譲渡 | サイト移行代行を利用 | |
ドメイン移管・サーバー移行作業 | なし | あり | なし (ヒアリング等は必要) |
掛かる時間 | なし (即時譲渡完了) |
通常1週間前後 | 通常1週間前後 |
掛かる費用 | 0円 | ・ドメイン移管費用(約1300円~)※ |
・移行代行費用(16,500円~33,000円)
・ドメイン移管費用※ |
※同じドメイン事業者間の譲渡は無料の場合があります
WEBサイトリアルタイム譲渡のメリット
サイト移行にかかる手間・時間・リスクがゼロになる
WEBサイトの譲渡が決まったら、売主から買主へサイトの引き渡し(サイト移行)が必要になりますが、一般的なサイト移行にはドメイン移管手続きやサーバー移転といった複雑かつ手間・時間のかかる作業が発生します。また、うまく移行できずサイトが表示されなくなった、不具合が出て復旧方法が分からないといったリスクも少なからず存在します。
WEBサイトリアルタイム譲渡を利用すれば、面倒なサイト移行作業は一切不要です。ドメイン・サーバー契約がそのまま譲渡されるためサイトデータに影響を及ぼすことがなく、移転作業に伴う不具合・失敗といったリスクもありません。
売買取引がスムーズになる(取引完了までの時間短縮)
WEBサイトリアルタイム譲渡では買主によるエスクロー入金(売買代金の支払い)完了後、即時でサーバー・ドメイン契約が売主から買主へ移動されます。サイト移行に必要な期間(通常1週間前後)が無くなるため、取引完了までのスピードが格段にアップします。
売主はより早くサイトを現金化することができる・買主はより早くサイト運営を始められることで、その分トータル収益が多くなるといったメリットがあります。
取引の安心材料・アピールポイントになる
WEBサイトリアルタイム譲渡が可能な案件はサイトの所有者確認が確実になるため、買主にとっては信頼できる売主かどうかを判断する一つの安心材料となり得ます。
また、通常のサイト移行だと必要になることもあるドメイン移管費や移行代行サービスの利用といったコストを考慮することなく、価格交渉の検討を行うことができます。
売主にとっては、譲渡の利便性から買主の購買意欲が向上するため、リアルタイム譲渡が可能な点は売却のアピールポイントになります。買い手が集まりやすい分、より高くサイトを売れる可能性もあります。
WEBサイトリアルタイム譲渡の流れ
まずは売却案件の登録を行います。サイトがリアルタイム譲渡の利用条件を満たしていれば、登録と同時にリアルタイム譲渡の利用設定を行うことができます。
リアルタイム譲渡機能の利用設定は案件登録後・受付中の案件でも行えます。
ラッコドメイン+ラッコサーバーで構成されていないサイトの場合は、売却活動と並行してラッコドメイン+ラッコサーバーへの移行を行い、移行後にリアルタイム譲渡機能の利用を開始するのもおすすめです。
- ドメイン移管方法(他社⇒ラッコ) | ラッコドメイン
- かんたんWordPress移行の使い方(WordPressログイン情報で移行する) | ラッコサーバー(サイトURL・ログイン情報を入力するだけ!)
買主は案件一覧で買いたい案件を探し、交渉を申し込みます。
WEBサイトリアルタイム譲渡が可能な案件にはタグがついています。
ラッコM&Aが買主からの入金を検知すると、自動で売主のサーバー・ドメイン契約が買主へ移動されます。
サイトの譲渡はこれで完了です。
対象サーバーにWordPressがインストールされている場合、WordPressユーザーのメールアドレス・パスワードが自動変更されます。
- 新しいログイン情報は買主様へ通知されるため、売主様から買主様へのログイン情報の引継ぎは必要ありません。
- 買主様は「サーバー契約受け取り完了のお知らせ」メールに記載のログイン情報をご確認ください。管理者以外のユーザーについても変更されていますので、必要に応じてユーザー情報の変更をお願いいたします。
サーバー・ドメイン受け取り後の契約更新忘れを防ぐため、サーバー・ドメイン契約の自動更新設定は受け取り時にON状態となっています。
サイト以外の譲渡物やアクセス解析ツールなどの管理権限移行は当事者同士で行います。
移行が終わったら、買主による検収期間に入ります。
買主が検収完了報告を行うと、ラッコM&Aから売主へ売買代金を送金します。
これで取引は完了です。
よくある質問
売れる前にラッコドメイン+ラッコサーバーに移行する意味ってありますか?
- ラッコドメイン+ラッコサーバーへ移行し、リアルタイム譲渡対応案件とすることで、成約率向上・より高値での売却可能性が見込めます。また、約75%の買主はサイト移行に障壁を感じており、リアルタイム譲渡対応であることが購入決定要因になると回答されています。
- 売主・買主間のサイト移行に関するやり取りが不要なため、相手の知識・経験の有無に左右されることなくスムーズに譲渡できます。
- サイト移行のリードタイムを短縮できるため、移行中のSEO変動で取引が破談になるといったリスクも低減できます。
WEBサイトリアルタイム譲渡の利用条件は?(売主)
下記の条件を満たす売却案件は、WEBサイトリアルタイム譲渡機能がご利用頂けます。
- 売却物がラッコドメイン+ラッコサーバーで構成されたWEBサイトであること
- サーバー契約が下記の条件を満たすこと
- サーバーに対し、譲渡対象のドメインのみが設定されていること
- サーバー契約の有効期限が1日以上ある
- 解約処理中でない
- ドメイン契約が下記の条件を満たすこと
- ドメイン有効期限が1日以上ある
- WHOIS情報代理公開およびドメインロックがONになっている
- WHOIS変更処理およびドメイン移動処理中ではない
- ドメインがごみ箱に入っていない
WEBサイトリアルタイム譲渡の利用条件は?(買主)
買主は下記の条件だけで、サーバー・ドメイン契約を受け取ることができます。
- ラッコIDユーザーであること※ラッコM&Aのご利用にはラッコID登録が必須です
- 購入案件がリアルタイム譲渡対応案件であること
WEBサイトリアルタイム譲渡の利用料金はかかりますか?
利用料金はかかりません。
複数のサイトをまとめてリアルタイム譲渡できますか?
1つの案件で複数のサイトをまとめ売りしている場合でも、それぞれのサイトがリアルタイム譲渡の利用条件を満たしていればご利用可能です。サイトのサーバー・ドメイン契約はまとめて即時譲渡されます。
例えば譲渡対象のサイトだけが1サーバー契約で管理されていたり、1サイト1サーバー契約で管理されている場合は複数サイトまとめてリアルタイム譲渡案件として連携をすることができます。
リアルタイム譲渡でサイトを受け取りたくありません(買主)
スムーズにお取引を完了させるため、一旦はリアルタイム譲渡でサイトをお受け取りいただき、サイト売買の取引完了後に任意のドメイン管理業者、サーバー業者様に移転をお願いします。
移転作業は買主様自身で行っていただく必要がございますが、ラッコM&Aにてサイト移行代行を承ることもできます(取引完了後、お問い合わせよりご依頼ください)。
売却サイトでラッコドメイン(またはラッコサーバー)だけ利用していますが、リアルタイム譲渡機能は使えますか?
使えません。WEBサイトリアルタイム譲渡機能は、ラッコドメインとラッコサーバー両方を利用しているサイトのみご利用可能です。
ラッコドメイン(またはラッコサーバー)は、それぞれご自身での契約移動を行って頂けますのでそちらの機能をご利用ください。
リアルタイム譲渡を行った契約は元に戻せますか?
万が一譲渡後に検収不合格となり、サイトを返却することになった場合、ドメイン・サーバー契約をそれぞれ売主のもとへ戻す(契約移動)ことが可能です。※買主による操作が必要です
既にサイトの内容を編集していた場合は、ラッコサーバーのバックアップを復元することで譲渡時の状態に戻すこともできるので、スムーズに取引の中止が行えます。