サイト売買、その名の通りブログやECサイト、WEBサービスなどのWEBサイトを売ったり買ったりする取引です。
近年の副業ブーム、個人での起業が増えてきてより、身近にWEBサイトやブログを立ち上げる機会が増えてきました。
それに伴い、ビジネス資産であるWEBサイトの売買が活発になってきています。
- どんな人に向いているのか?
- どれくらい儲かるのか?
- どのようなリスクがあるのか?
サイトを購入する場合の立場で解説します。
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サイト売買始めるならラッコM&A

取引完了スピードに徹底したプラットフォームです。あらゆるアクションを効率化し、安心かつ最速でサイト売買を行えます。
目次
どのような人に向いているのか?
例え小さなブログだとしても、決して安易なお小遣い稼ぎと思わずに一事業として継続的に改善していける人が向いています。
サイト売買はプラットフォームの普及により、個人でも簡単に行えるようになっています。
簡単に購入することはできるのですが、その後、継続運営し、更に成長に繋げていくことは非常に大変です。
WEB業界は変化や競争が激しいため、常に自分のサイトの価値を上げていけるように考え続ける必要があります。
この持久走を楽しめる人には向いていると思います。
やってはいけない人
サイト運営に一度も関わったことが無い人はいきなりサイトを買ってはいけません。
株のようにポチっと買えば終わりというわけではなくて、コンテンツ作成、集客、収益化と、サイト運営で稼ごうと思うとやることがたくさんあります。
また、買った瞬間から競合がぞろぞろといる中で競争がスタートしてしまいます。
右も左もわからずに停滞してしまうと、続々と順位が落ちてサイトの収益力が低下し、運営するモチベーションの維持も難しくなり、続かなくなり失敗・・・ということも。
もちろんエイヤと突き進んで、やりながら覚える!と言うスタンスもいいと思いますが、リスクは大きいです。
余裕資金が無いのであれば、あまりおすすめできません。
サイト運営の経験がない場合は、いきなり買わずにまずは自分で運営して知識を身に着けてみるのも良いかと思います。
ブログであれば簡単にスタートできるので、
ブログ運営をしながらコンテンツ制作、SEOでの集客、WEB広告での収益化などを実践してみましょう。
どれくらい儲かるのか?
サイト売買の相場は月間営業利益の12ヵ月~24カ月分程度と言われております。
リスクの高い不人気サイトに至っては6カ月分~12カ月分程度まで低下するものもあります。
サイト売買の慣習として、自身の人件費をコストに含めずに収支情報を記載することがあります。
これは個人で運営しているから算出か難しいと言う事情であったり、結局のところ引き継いだ方がどの程度コストを掛けるかと言う問題なので、参考になりずらいと言う事情があります。
今後運営していくにあたって必要なコスト(自分の時間も含めて)を織り込んで考えましょう。
不動産で言うところの表面利回り(年間家賃収入(売上)/物件価格)と言う視点で見ると・・・
- 営利6ヵ月のサイトは表面利回り200%
- 営利12ヵ月のサイトは表面利回り100%
- 営利24ヵ月のサイトは表面利回り50%
と言う高収益の投資案件に見えてきます。
一見すごく儲かりそうですが、利回りの高い投資案件と言うものはその分リスクが高いものです。
先に書いたように、サイト運営にはさまざまなスキルが要求されます。
自身が運営することで価値を向上させていけると思えるようなサイトを買わないと、うまく維持できずに損してしまう可能性があります。
その一方で、しっかりとしたサイト運営ができるのであれば高利回りの恩恵を享受することができます。
成果が出ていないサイトでも、資産価値(コンテンツ/デザイン/システム)重視で売買されています。
集客は出来ているけど、収益化が下手なサイトを買って成長させると言うやり方も!
失敗するリスク、どれくらい損する?
サイト運営は多くの変動要因に晒されるため、購入から一カ月たたないうちに収益力が大幅に低下するようなことも起こりえます。
そうなると購入したサイトの価値も低下するため、収益が低下するだけではなくて、売却する際も元の値段より安くなってしまいます。
例えば集客面で言うと・・・
Googleなどの検索エンジンからの集客を頼りにしているサイトの場合、検索エンジンの順位決定アルゴリズムの変動により、集客力が低下する可能性があります。
このアルゴリズムの大きな変動は数カ月に1度の頻度で発生しているので、買った途端に変動が発生して価値が低下してしまう恐れがあります。
逆に低下していたサイトが上昇して、価値が上がるということも起こりえますが・・・。
こういった変動リスクに晒されることはリスクとして承知しなければなりません。
変動リスクが低いようなしっかりした運営がされているサイト程、リスクが少ない分値段が上がり利回りが低下します。
どんなサイトが売りに出ている?
アフィリエイトサイト/ブログ、ECサイト、WEBサービスなど多種多様なサイトが売りに出されています。
WEBメディア(アフィリエイトサイト/ブログなど)
アフィリエイト広告(成果報酬型広告)であったり、Googleアドセンス広告(クリック課金型の自動広告)などのWEB広告で収益を得ることを目的にしたサイトです。
ECサイトの様な在庫リスクもないので、記事コンテンツさえ書ければ非常に手軽に運営できます。
サイト売買において最も活発に売買されている種類のサイトです。
ECサイト
自身で商品を仕入れて在庫を持ち、運営するECサイトで販売するビジネスです。
在庫管理、決済、発送、顧客対応などの業務が生じるため、手軽ではありませんが、実店舗で行う事業などに比べれば手軽な事業と言えます。
最近では無在庫ECであったり、倉庫から直送してくれるフルフィルメント型のサービスなどもあるので在庫管理や発送業務類は効率化をすることができるようになってきました。
WEBメディアよりも手間がかかる分、個人からはあまり人気がありません。より多くのスキルが求められるため、知見が無い場合は購入をやめておいた方がいいでしょう。
WEBサービス
WEBサービスと言っても様々ですが、WEBブラウザ上で使用できるサービスをさします。
広告で収益を得るモデルや、ユーザーに課金してもらうなど収益化のパターンも様々です。
購入後、継続して維持・開発を行っていくためにWEBエンジニアのリソースを確保する必要があります。または自身で開発が行える。
WEBサービスの例
ラッコツールズ
無料で様々なWEBツールを提供し、広告収益を得るモデルのサイトです。
ラッコドメイン
独自ドメイン名の登録の取次業務を行うことで、収益を得ているサイトです。
ラッコM&A
サイト売買プラットフォームを提供し、成約時の利用料を得ているサイトです。
まとめ
- 表面利回り50%~200%!ただし、知見が無いとハイリスク
- サイト運営は安易に考えずに一つのビジネスを行うものとして真剣に取り組もう
- サイト運営の経験がない場合は、まずは自分で運営してみるのもよい