ラッコマーケットは、WordPress構築の小規模WEBメディアをリアルタイムで購入・売却できるサイト売買プラットフォームです。
取引にかかる時間的なコストを限りなく0に近づけているため、
通常のプラットフォームでは取引されない1万円規模の超小型サイトも活発に取引されています。
この記事ではラッコマーケットの現状がどのようになっているか紹介していきます。
これまでと異なるサイト売買との関わり方が見つかるかも?
目次
ラッコマーケットの特徴
- 最短5秒でサイトが買える(カード決済対応)
- 最短30秒で出品できる(ラッコドメイン/ラッコサーバー管理のサイト限定)
- リードタイム0!めんどうな売買交渉・契約締結・サイト移行作業が一切不要
買主は買ってすぐにWordPressにログインしてサイト運営を開始できます。
売主は売りに出したサイトが売れるのを待つだけ!(交渉・契約・移行作業なし)
取引がかんたん。だから小規模サイトの取引も活発!
実績
累計成約率80%以上
簡易に取引できるシステムが支持されて非常に高い成約率を維持しています。(ラッコM&Aは45%)
累計の成約数や過去30日の出品数/成約数は以下のページでご覧ください。
ユーザー層
買主の7割以上はラッコM&Aを利用されていません。
ラッコM&Aと比べて格段にサイト購入を行いやすいことや、育成前提の価格帯が低いサイト(1~5万円)が取引の中心であるため、異なるユーザー層で構成されています。
もしラッコM&Aでの売却活動に苦戦されている場合、ラッコマーケットに掲載することで売れる可能性があります。
20万円以下のサイトはラッコマーケットがおすすめ。
取引価格帯
平均的な売買価格は3万円ほど、ボリュームゾーンは1~5万円です。
10万円を超えるサイトの取引も発生しますが、全体の割合からすると5%程度の比率です。
このことからも案件の性質が違うことがはっきりわかりますね。
取引サイトの傾向
- 取引サイトの8割以上がアクセスなしのサイト
⇒ 育成前提の購入という感覚の取引が多い - 作って1日、数日のサイトでも売れている
⇒ 記事を中心とした価値で取引される - 10~20記事、1~2万円あたりが高成約率
⇒ 金額的な手ごろさ、既にセットアップ済みのブログという点がスタートアップ需要を掴んでいる - AI生成のサイト(記事)も売れている
⇒ 記事単価が安ければ使い道があるため売買が成立する - 検索流入が少しでもあるサイトは高評価
⇒ 既にGoogleに評価されている状態のため、初心者に人気
詳細は以下の成約済み案件一覧をご覧ください。各サイトの成約期間も開示されています。
ラッコM&Aとの違い
ラッコM&Aはオンラインビジネスの売買プラットフォームです。
WEBサイト・YouTubeチャンネル・EC・SNS・アプリ等を軸にしたオンラインビジネスを柔軟に取引できます。
一方でラッコマーケットは「WordPress構築のWEBメディア」に特化しています。
サイトに特化することにより、カード決済の導入やリアルタイムの譲渡システム(特許取得技術)を活用したスムーズな取引体験を提供しています。
具体的なラッコM&Aとラッコマーケットの比較表は以下のページをご覧ください。
活用パターン(売主)
売却により収益を得たい場合は以下のような活用パターンが考えられます。
スタートアップサイトを作成して売る
高くは売れませんが、作ってすぐに売ることができます。(1~3万円が人気)
かんたんブログスタートでサクッと売却用ブログが作れます。
無料テーマのcocoonが人気です。
もし有料テーマを使う場合はSWELLなどのメジャーなテーマを使いましょう。(有料テーマ使用サイトを購入する場合、買主もライセンスを購入する必要があるため)
少し育てたサイトを売却する
検索エンジンからの集客が出ているサイトは、作成に少し時間はかかりますが高めで売ることができます。(5万円~)
検索流入が記事品質に対する担保になりうることも一因です。
同時並行で育成サイトを複数作る場合は、ラッコサーバーのRK2プランの契約がおすすめです。
ラッコマーケットに出品する際に対象サイトだけ別サーバー契約(最低価格のRK1プラン推奨)に移行するのが最も低コストなサイト管理方法です。
このため出品時には、譲渡用のサーバー契約にサイトを移行しておく必要があるということですね。
かんたんWordPress移行(サーバー契約間移行)を使うとかんたんに別契約に分離できます。
無料お試し契約のサーバーに移行後、そのまま出品も可能です。
他社サーバーで管理している自分のサイトを売る
ラッコマーケットはリアルタイム売買の仕組み上、ラッコサーバー/ラッコドメイン管理のWordPressサイトのみ出品できます。
他社管理の場合はドメイン移管/サーバー移転を行う必要があります。
WordPressサイトでない場合(Siriusなど)は、WordPressサイトとしてリニューアルする必要があります。
ドメイン移管/サーバー移転については以下のマニュアルをご覧ください。
売れる水準のサイトかどうかは成約事例を見て判断しましょう。
購入したサイトをブラッシュアップして売る
ラッコマーケットで購入したサイトをブラッシュアップして再度売却するというビジネスも成立します。
値下げ交渉機能を使うことで50%安く買える場合もあります。
売主さんが売り急いでいる場合や、なかなか売れずにいるサイトは値下げ交渉が通りやすい傾向があります。
安く仕入れて、付加価値を付けて、高く売る。
そういった動きで差益を得ることもできます。
ラッコM&Aの方が案件の情報量が多いため、しっかりアピールして高額で売却できる可能性が高まります。
代理販売/買取販売をする
ラッコマーケットでサイトを売ることにハードルを感じておられる方に対して、代理販売やサイト買取サービスを提供するというのも一つの手段です。
ラッコマーケットはできるだけサイト売却のハードルを下げていますが、
ドメイン移管/サーバー移転作業を行われたことがない方には、出品前のサイト移転作業が非常に難しく感じられることもあります。
そういった方をフォローすることで収益に繋げることが可能です。
サイト売却という未知の体験のハードルは高いため、手離れ良く売却できる買取サービスを好まれる方は多いです。
ラッコM&Aのサイト買取サービスもライトユーザーに好評です。
活用パターン(買主)
購入により収益を得たい場合は以下のような活用パターンが考えられます。
購入したサイトを育成して収益を得る
最もオーソドックスなパターンです。
購入したサイトのSEO等の集客改善・アフィリエイトなどによるマネタイズ強化を行い収益を得られるようにするというものです。
ラッコマーケットで売られているサイトのほとんどは育成が前提のサイトです。
その中からご自身が育てられそうなサイトを見つけて購入、改善を行いましょう。
もちろん育てたサイトは再びラッコマーケットやラッコM&Aで売却することもできます。
既にGoogleからドメイン/記事が評価されているという状況が客観的にわかるためです。
購入したサイトの記事を自身のメインサイトに使用する
単純に記事購入の目的でサイトを買うのもありです。
既にご自身のサイト(ドメイン)がGoogleにある程度評価されているのであれば、購入した記事を投入していくことで検索流入を効率よく増やせる余地があります。
移転した記事は旧サイトから新サイトに対して301リダイレクトの設定をしましょう。
記事の移転を適切にGoogleに伝えるだけでなく、購入したサイトが獲得している外的な評価(被リンク)を得ることにもつながります。
まとめ
- ラッコマーケットは数万円規模の取引が活発な育成前提のサイトが取引される市場
- 手軽に購入できることから多くの買主はラッコM&Aと異なるユーザー層である
- 作ったばかりのスタートアップサイトも活発に取引されている
このようにラッコM&Aとは異なる市場が形成されています。
売り、買いいずれにおいても新しい選択肢となりうるため、ぜひラッコマーケットをご活用ください!