この記事では、各レンタルサーバーでのPHPバージョン確認、設定方法について紹介します。
WordPressの引っ越しをする際には、あらかじめ移行元と移行先のPHPバージョンを揃えておくと安心です。
PHPバージョンを変更する前の注意点
変更前に以下の点をチェックしましょう。
- サイトのバックアップを取る(【WP引越し】WP Migration:サイトのバックアップと復元方法)
- WordPressテーマやプラグインに変更後のPHPと互換性があるか確認する
PHPバージョンを確認する方法(WordPress)
PHPバージョンの互換性を確認する方法
変更したいPHPバージョンと使用しているテーマ・プラグインに互換性があるかを調べるには、「PHP Compatibility Checker」プラグインが便利です。
WordPress管理画面「プラグイン」の新規追加>「PHP Compatibility Checker」と検索し、インストール・有効化します。
ツールの「PHP Compatibility Checker」>スキャンオプションで変更したいPHPバージョンと、スキャン対象のプラグイン・テーマを選択>「サイトをスキャン」をクリックすると互換性のチェックが開始されます。
しばらく待つと、下にスキャン結果が表示されます。互換性があるものは緑のチェックマーク、互換性がない可能性があるものは警告やエラーが表示されます。
右端の「詳細切り替え」からエラーメッセージを確認できます。
更新版があるものはプラグイン名の横に「更新版を利用可能」のリンクが表示されます。
補足
注意事項にもあるように、このプラグインでエラー結果となったものが必ずしも動作しないというわけではありません。
- 実際とは異なるスキャン結果を表示する可能性のあるプラグインのホワイトリスト
- プラグインの紹介ページにPHP対応バージョンが記載されているか
上記2点を調べてみましょう。
PHPバージョンの確認・変更(レンタルサーバー)
多くのレンタルサーバーでは、PHPのバージョン確認および変更をサーバーパネル上で行うことができます。詳しい操作は各社のマニュアルをご参照ください。
- ラッコサーバー(PHPバージョンの確認・変更方法)
- ロリポップ!(PHP設定)
- Xserver(PHPのバージョンについて)
- mixhost(PHPのバージョンを確認する方法/PHPのバージョン変更)