成約案件トレンド(2026年9月)

01 仕組み化・効率化:制作フローや運営体制を引き継げる案件が成約

9月は、日々の制作作業を効率化した案件や、運営ノウハウをまとめて譲渡する案件が成約しています。
コンテンツとあわせて、継続して制作するための仕組みや体制も引き継げる点が特徴です。

生成AIを組み込んだ制作フロー

ChatGPTやGemini、AI音声・動画編集ツールなどを組み合わせ、企画・台本作成・画像生成・ナレーションなどを効率化したYouTubeチャンネルやInstagramアカウントが成約しています。
動画1本あたりの作業時間を60分程度としている事例も見られました。

こうした案件では、複数のツールを組み合わせ、制作の流れをテンプレート化している点が特徴です。
案件登録時は、AIで処理する工程と人が担当する工程を区別し、それぞれの作業時間を示すことで、引き継ぎ後に必要な作業や運営負担を具体的に伝えられます。

成約事例:

テンプレート・マニュアル・外注体制の引き継ぎ

記事構成用のAIプロンプトや制作テンプレート、動画編集の指示書、外注スタッフの募集・依頼に使う文面などを付けて譲渡する案件が成約しています。
外注制作チームや担当ライターとの契約を引き継げるケースもあります。

成約事例:

02 収益導線の確立:販売の仕組みや複数の収益源を持つ案件が成約

SNSから商品・サービスの販売につなげる案件が成約しています。
また、広告だけに頼らず、複数の収益源を持つWebメディアの成約も見られました。

SNSから公式LINE・サービス販売へつなげる導線

YouTubeやInstagramでユーザーを集め、公式LINEへの登録後に個別鑑定・コンテンツ販売・物販などにつなげる案件が見られました。
公式LINEアカウントをあわせて譲渡する事例や、投稿から鑑定までのテンプレートを用意した事例もあります。

SNSを顧客との接点として活用している案件では、フォロワー数や登録者数に加え、問い合わせや販売につなげる仕組みとその実績も、案件の特徴を伝える材料になります。

成約事例:

広告・アフィリエイト・自社サービスを組み合わせた収益化

AdSenseなどの広告のほかに、旅行予約や物販のアフィリエイト、自社サービスなどで収益化しているメディアが成約しています。
推し活・ライブ遠征情報と宿泊予約を組み合わせるなど、読者の目的に沿った収益導線を設けた事例が見られました。

サイト全体の売上だけでは見えにくい、記事の内容と収益源の結びつきにも、運営上の工夫が表れています。

成約事例:

03 資産型:特化コンテンツや独自の機能・データを持つ案件が成約

特定の読者の悩みや目的に応えるコンテンツを蓄積した案件が成約しています。
また、記事・動画に限らず、独自に開発した機能や収集したデータなどを備えたメディアの成約も見られました。

読者の悩みや目的に応える特化コンテンツ

ホテル・グルメやポーカーなど、特定の分野の記事を蓄積したメディアが成約しています。

害虫・害獣対策メディアでは、自然検索からの流入割合92%など、集客状況を具体的な数値で示しています。
アクセスデータや検索パフォーマンスの情報提供には、Google Analytics連携やGoogle Search Console連携が便利です。入力の手間を減らしながら、案件情報の裏付けとなるデータを提示できます。

成約事例:

コンテンツ以外にも強みを持つメディア

上場企業のサイトからの被リンクや独自診断ツールを持つメディア、全国564拠点の情報を掲載するポータルサイトなどが成約しています。
記事やカテゴリの設計を整えた特化型メディアの事例も見られました。

成約事例:

04 EC・Amazon:アカウントの状態や運営体制が明瞭な案件が成約

運用年数やアカウントの健全性、出品者評価など、これまでの運用実績を客観的な指標で示したAmazonセラーアカウントが成約しています。
EC事業では、商品管理や発送など、一部の作業を外注化した案件も見られました。

運用歴・健全性・店舗評価を示したAmazonセラーアカウント

2015年に開設されたAmazonセラーアカウントや、店舗評価50件以上・評価4.7の実績を持つ案件が成約しています。

Amazonセラーアカウントでは、売上や利益に加え、運用年数やアカウントの健全性、出品者評価なども、売却時にアピールできるポイントです。

成約事例:

商品管理・発送などを外注化したEC事業

商品管理や発送など、一部の作業を外注化したファッションサイトが成約しています。

ECサイトの売却時には、オーナーが担当する作業と外注化している作業、それぞれの範囲を明確に伝えることで、買主が購入後に必要な作業を把握しやすくなります。

成約事例:

プラットフォーム活用のヒント

今回の成約事例をもとに、売却時に整理しておきたい情報と、購入前に確認したいポイントをまとめました。

売主向け

売上・利益・アクセス数に加え、これまでの運営で蓄積してきたノウハウや資産にも目を向けてみましょう。
AIのプロンプト、制作テンプレート、作業マニュアル、独自ツール、掲載データなど、日常的に使っているものも譲渡対象として紹介できる場合があります。

運営を効率化している案件では、使用ツールや作業手順、外注している業務、オーナー自身の作業時間を具体的に記載しましょう。
外注先や仕入れ先については、継続して取引できるのか、紹介のみとなるのかなど、引き継ぎの条件を明確にしておくことが重要です。

SNSやWebメディアでは、フォロワー数やPVだけでなく、商品・サービスの販売につなげる流れや、収益源ごとの実績もアピール材料になります。

Amazon・EC事業では、運用歴・健全性・店舗評価に加え、商品管理や発送などの運営体制も整理して記載しましょう。

買主向け

運営に必要な作業、継続して発生する外注費やツール利用料、外注先・仕入れ先の引き継ぎ条件を確認しましょう。
マニュアルや外注体制が整っている案件でも、購入後に実際に自分が担当する作業や、追加で必要となる契約・設定を事前に把握しておくことが大切です。

複数の収益源を持つ案件では、それぞれの収益内訳と、購入後も同じ方法で収益化するために必要な条件を確認しておくと、運営方針を検討しやすくなります。

「こんな案件が買いたい」がまとまってきたら、「AI検索」機能を使って、近い案件が掲載されているか探してみるのもおすすめです。

2026年1~8月分のトレンドまとめも公開しています。成約案件の特徴や傾向がよりよく理解できます!
成約案件トレンド

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