ラッコ株式会社(本社:東京都渋谷区)が運営するサイト売買プラットフォーム「ラッコM&A」にて、過去450件以上に上る売買成約情報を集計し、サイト売買の相場を調査いたしました。
ラッコM&A – 2021年成約数No.1!サイト売買プラットフォーム
目次
調査対象
ラッコM&Aにてサイト売買が成約した案件のうち、広告収益を主とするWEBサイト406件(ECサイト / アカウント / WEBサービス等は対象外)※集計対象期間:2019年12月27日~2021年10月8日
利益が出ているWEBサイトの売却相場は営業利益の約18ヶ月分
- 対象:月間営業利益が10,000円以上のWEBサイト170件
- 営業利益に対する売却価格の平均倍率は約18.1ヶ月分
- 24ヶ月以上の金額での売却が21.2%
売却価格(売買相場)に差が出るポイント
同ジャンルでも価格に差が出る、実績が無くても売却に至る(逆に実績があっても高額にならない・売却に至らない)ポイントは主に以下が挙げられます。
- 利益以外のプラス評価
- コンテンツが良質
- 誰でも運営が可能な体制やジャンル(再現性が高い)
- SNSや会員顧客数
- PV数・SEO
- アフィリエイトの特別単価が引き継げる
- サイトの評判が良い
- ブランド力がある
- 利益以外のマイナス評価
- コンテンツが悪い、メンテナンスされていない
- 属人性が強く運営を引き継ぎにくい
- トレンド系・中古ドメイン使用など売上急落のリスクがある
- YMYLに該当する分野
参考:サイト売買の相場は?ジャンル別に売り方のコツ・費用を解説
利益別のサイト売買相場
対象①:利益が出ている(月間営業利益が10,000円以上)のWEBサイト170件
- 100万円以上での売却が35%、50万円以上が60%、20万円以上が93%
対象②:利益が少ない(月間営業利益が10,000円未満)のWEBサイト148件
- 平均売却価格は約18.3万円
- 20万円以上での売却が36.5%、10万円以上が75%
対象③:利益・実績が無い(月間営業利益がゼロまたはマイナス)のWEBサイト88件
- 平均売却価格は約11.2万円
- 利益がゼロまたはマイナスでも50万円以上の売却が8%、20万円以上での売却が23%、10万円以上での売却が45%発生している