契約を締結した後に、その契約内容を変更したい場合があります。
このような場合、既存の契約書を直接変更するのではなく、追加で覚書を交わすことを強く推奨します。
覚書とは?
覚書は、契約当事者間で合意された内容を文書化する手段の一つです。
既存の契約書に対する修正や追加事項を正式に記録するために使用されます。
覚書を交わすことで、以下のような利点があります。
覚書を交わす利点
- 透明性の確保:覚書を用いることで、変更内容が明確に記録されます。これにより、後々のトラブルや誤解を防ぐことができます
- 法律的な整合性:覚書は法的に有効であり、既存の契約書と同様に効力を持ちます。これにより、契約内容の変更が適切に法的に保護されます
- 簡便性:既存の契約書を修正するよりも簡単で迅速です。覚書を作成することで、必要な変更を速やかに反映させることができます
覚書のテンプレート
ひな形
ダウンロードの上、ご自由にお使いいただいて結構です。
覚書の締結
恐れ入りますがラッコM&Aのシステムでは追加覚書の締結を行うことが出来ないため、Docusign・クラウドサイン・GMOサイン等の電子契約をご利用ください。
一般的な電子契約サービスの大半に無料ご利用枠が設けられています。
覚書の内容が既存の契約書と矛盾しないように注意してください。覚書は既存の契約書を補完するものであり、矛盾が生じないようにすることが重要です。
覚書を使用することで、変更内容を明確に記録し、法律的な整合性を確保することができます。手順を守り、適切に覚書を作成することで、スムーズな契約変更が可能となります。